ごあいさつ

「院長就任のごあいさつ」

平成29年4月1日付けで諏訪中央病院第6代院長を拝命しました吉澤徹と申します。どうかよろしくお願い致します。
諏訪中央病院は、この3月、第3期増改築工事竣工の引き渡し式を終え、4月15日に竣工記念式典を迎えることが出来ました。長年にわたって工事に携わってくださった関係者各位のご尽力に対し心から感謝申しあげます。

院長 吉澤 徹

「病院の沿革」

当院のはじまりは、ちの町国保直営諏訪中央病院であり、昭和25年8月に病床数22床で開設いたしました。増築と増床を重ねた後、昭和61年に現在の茅野市玉川に移転新築し200床となりました。平成8年にドック健診センター完成、平成10年6月には増改築工事が竣工、分院91床を本院へ移転しました。平成22年11月に360床。そして平成25年11月の着工から3年5か月に及んだ第3期増改築工事がこの度無事竣工いたしました。

「新しくなった病院」

平成27年4月に新たに増築された北棟には、1階に救急総合診療センター、2階に手術室と集中治療室、3階から5階に病棟と屋上にヘリポートを備え、救急・手術・入院の迅速な受け入れと高度医療機関との連携が向上しました。
新設された救急総合診療センターは当院の特徴であり、ここでは総合診療科と救急科が診療を行っております。総合診療科は患者さんの抱える身体的、精神的問題を的確に診断し適切な対応を行うことを目的としており、救急科は歩いてくる患者さんから救急車やドクターヘリで運ばれてくる患者さんまで、全て断らずに受け入れるER型救急を目指しています。
平成28年7月には、ドック健診センターが改築工事を終えて2倍の広さに生まれ変わりました。女性専用フロアとパウダールームを設けると共に、ほとんどの検査がこのセンターのフロア内で可能となっております。これまでご不便をかけていた予約枠も大幅に拡大し、希望の日時での予約が可能となりました。
健診センター1階の内視鏡室も2倍の広さに改築され、検査後のリカバリールームも広くなりました。28年にMRI棟が新築されMRIとCTも最新機種に入れ替えました。
昭和61年に建てられた既存病棟や外来、検査室、処置室は全面改修工事を行い格段に広くきれいになりました。東病棟3階にはサテライトリハビリも新たに設け、入院中の患者さんは病室近くでリハビリテーションを行えるようになりました。病室や外来はきれいになったばかりでなく、よりプライバシーを保ちながら快適に過ごせる空間になったと思います。

「諏訪中央病院の基本理念と目指す医療」

皆様のおかげで病院のハード面での基盤整備は、当初の目的を達成することができました。これからはこの施設を活用し、より一層地域医療を支えるために、諏訪中央病院の持つ能力をフルに発揮していかなければなりません。
 この3月、諏訪中央病院は平成32年度までの新たな「新改革プラン」を策定し、病院のこれからの役割を主に次の5点と定めました。
① 八ヶ岳西麓の救急医療を担う
② 高齢者に多い整形外科領域や複数疾患を持つ患者への適切な医療を提供する
③ 在宅復帰に向けたリハビリテーション医療を充実する
④ 在宅で看ることのできない慢性疾患患者の受け入れを、今まで以上に質の向上を図りながら進める
⑤ 安心してこどもを出産し、育てられるよう、小児科産婦人科の充実を図る
もとより、これらの役割を果たすには近隣診療所の先生方や病院・諸施設との緊密な連携と協力関係が大変重要であると考えております。
当院の基本理念は「やさしく、あたたかい、たしかな医療をめざす」です。皆様に確かで安全な治療や手術を提供することは勿論ですが、常にやさしくあたたかい姿勢で患者さんに寄り添うことを目指しています。そのために一般急性期病棟をはじめ、回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟、療養型病棟、緩和ケア病棟などの各種病棟、救急総合診療センター、東洋医学センター、腎透析センター、化学療法センター、在宅地域ケアセンター、ドック健診センター、患者サポートセンターなど、幅広く支える医療の基盤を整備してきました。また、優れた医療人を育成し続けるために「臨床研修研究センター」を創設し、医師や医療スタッフなど職員の教育にも力を注いでおります。
専門医・スタッフの充実、最新医療機器の整備、「病院機能評価」「赤ちゃんに優しい病院」「人間ドック機能評価」「臨床研修病院機能評価」など各種病院認定の取得、これら様々な不断の取り組みすべてが「たしかな医療の実現」へとつながっているものと確信しています。
「やさしく、あたたかい病院、地域に開かれた明るくて親しまれる病院」私たちは常にそうした病院であり続けるため、地域の皆様方の声をお聞きできる機会、病院を肌で感じていただける機会を拡充してまいります。そのため、恒例となった「ほろ酔い勉強会」、「病院祭」、「ホスピタルコンサート」、多くの皆様に関わっていただいているボランティア活動など、今後とも一層のご参加をお願い申し上げます。
「この地域には、地域医療を支える諏訪中央病院がある」これまでも、これからもそう言って頂けるよう、私たちは患者さんとその家族を救うために、全ての職員が一丸となって全力を尽くします。どうか引き続きご支援・ご協力をお願い申し上げます。
最後になりますが、地域の皆様方のご健勝、ご多幸を心よりお祈り申し上げ、私のご挨拶とさせて頂きます。


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