診療所科

【家庭医をご存じですか?】

日本ではあまりなじみのない名称ですが、海外では”Family doctor”として広く認知された医療の専門分野のひとつです。日本で家庭医療専門医の資格を持つ医師はまだ1,090人しかいません。(2022年12月現在)
家庭医は、従来のような内科、小児科、皮膚科、婦人科など各臓器に分かれた診療ではなく、性別、年齢、臓器にとらわれない、広く総合的な診療を行うものです。日本でいわゆる「地域医療」と呼ばれている分野に近いものです。体調が悪いとき、どこの病院に行ったら良いのかわからないことがありませんか。そんな時、まずは「家庭医」にご相談ください。
家庭医は「あなた」の専門医として、体(病気)のことだけではなく、あなたを取り巻く状況(心のなやみ・お金の悩み)や環境(家族のこと・仕事のこと)についても考え、必要であれば専門医や行政、福祉、介護の専門家と連携をし、「あなた」にとって最良となる医療を提供します。



【地域への広がり】

家庭医は地域の保健・福祉にも積極的に関わり、地域の健康増進にも関わっていきます。この考え方の背景には、健康問題は個人の生活習慣や遺伝のみならず、地域のコミュニティ・文化の影響も大きく受けるという事実があります。
診察室の中だけではなく、地域住民の考え方や生活習慣、慣習、行政制度など地域コミュニティの中での住民の皆さんや行政との交流が家庭医の仕事の一つです。「あなた」や「あなたのご家族」「あなたの地域」そのものが、私たちの専門分野なのです。
当診療所の医師は、これまで20年以上にわたりビーナスプランやどんぐりプランといった茅野市の医療・介護・福祉の政策にも関わってきました。現在も地域での講演や学校での授業を行ったり、様々な機関と連携し、地域の健康増進や予防医療に力を入れています。



【将来の地域医療を担う人材を育てる】

当院では若手医師の教育も積極的に行っています。諏訪中央病院や諏訪赤十字病院から初期研修医を定期的に受け入れており、また諏訪中央病院から家庭医療を学ぶ専攻医も受け入れ、教育を行っています。



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