2019.10.31
期間:令和1年10月15日(火)~10月20日(日)
活動場所:長野県長野市豊野西小学校
関東地方を中心に広い範囲に被害をもたらせた台風19号ですが、県内でも千曲川の氾濫等大きな被害が出ました。当院では、AMDAからの被災地緊急支援要請を受け14日に派遣が決定。業務調整を行い派遣スタッフを決定し、10月15日に第1陣、10月18日に第2陣が長野市へ向けて出発しました。
今回の活動内容として、ロジスティックとして災害医療支援に関わる業務の調整や人員、物品の管理、記録、日赤をはじめとする他団体と協力してダンボールベッドの作成、健康相談、被災者健康相談票の作成など活動を行いました(実際には、もっと多くの活動を行いました)。
19日頃には小学校の体育館は、被災者の方のベッドがほぼ埋まってしまい、今後新たに避難されてきた方をどうするか、健康状態が悪くなった方の洗い出しをどうするかなど、活動支援を行う中で様々な問題が出てきました。そんなときは、周囲のスタッフと協力しながら、適宜連絡を取り合ったり情報をまとめ共有し合うことで、様々な課題にも対応することが出来ました。
復旧にはまだまだ長い時間がかかると思います。それでも、少しでも被災された方々の助けになりたい一心で、スタッフ皆一生懸命活動していた姿が印象的でした。今後も被災地への関わりを持ち続け、別の形で支援できたらと思います。最後に、被災された方々が1日でも早く住み慣れた地域で、安心して生活できる日が来ることを願っています。
院内の震災支援活動報告会にて活動内容を報告させていただきました。
多くのスタッフが関心をもって参加していました。