産婦人科


主に扱っている疾患内容、または状態・症候

  • 正常妊娠
  • 切迫流産
  • 切迫早産
  • 妊娠悪阻
  • 妊娠高血圧症候群
  • 妊娠糖尿病
  • 異所性妊娠
  • 子宮筋腫
  • 子宮内膜症
  • 卵巣腫瘍
  • 不妊症
  • 骨盤臓器脱

診療実績

分娩311件(内、帝王切開50件)
主な手術:腹腔鏡手術、子宮鏡手術、帝王切開、円錐切除、開腹手術(子宮全摘など)、腟式手術(骨盤臓器脱など)
行っていない処置・手術:高度生殖医療(体外受精胚移植など)


その他特徴・メッセージ

分娩に対して、誠実に向き合うことをモットーにしています。母体や胎児の状態を丁寧に観察することが、妊婦にとっては最良の医療であり、医療者にとっては最高の学習方法であると確信しています。そして、妊婦に対して常に親切に対応することで、医療者のモチベーションは上がり、仕事の楽しさや喜びを実感するでしょう。
私たちは産婦人科医である前に、“医師”であります。周産期、婦人科疾患に精通することはもちろん必要ですが、それ以外の疾患に対してもしっかり学習していただきたい。産婦人科以外の診療科が分娩を学ぶことはあまり有意義でないかもしれませんが、産婦人科医が内科的疾患、外傷、漢方、緩和ケア、災害医療などを学ぶことは極めて有用です。医師としての懐を大きく広げることになります。産婦人科という狭い殻に閉じこもらずに、広く勉強するのには当院はとても適しています。
人材こそ宝、です。分娩に関わる全ての医療関係者への教育に力を入れています。とくにシミュレーションは成人学習者にとって極めて有用な方法です。シミュレーション基盤型の研修会を産婦人科では定期的に実施しています。また、教えることは二度学ぶこと、と言われるように、教える人の学習効果は極めて高く、学習した内容が実践的になることも分かっています。ですから、すべてのスタッフが、教える側になれるよう配慮しています。
常に診療内容を改善したいという意欲を持っています。そのためにはエビデンスが必要です。診療内容を改善するような質の高い臨床研究を行うことでエビデンスを構築していきたいと考えています。
新専門医制度への移行に当たって、学会発表や論文作成が重視される傾向があります。これらを軽視せず真面目に取り組むことは、間違いなく臨床力を高めます。ホームページをきれいに作って患者さんにアピールするより、学会発表や論文の実績をアピールすることの方が、はるかに大切であり、”正攻法”と言えます。
産婦人科医師不足は深刻ですが、一緒に働いてくれる仲間が増えれば、一人ひとりの負担は軽減されます。分娩にまじめに取り組み、後輩指導や臨床研究に興味をもってくれる方々に、ぜひ私たちの仲間になってもらいたいです。


関連情報

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